ネイリストなら知っておきたい!ネイルオイルとは?セラムとの違いも詳しく解説

  • ネイルオイルのことについて きちんと正しく知っておきたい!
  • ネイルオイルの成分は何?
  • ネイルオイルとネイルセラム、どう違うの? 使い方の順番は?
  • ネイルオイルの効果的な使い方は?

爪にいいことは分かってるけど、実はあんまり詳しくない…というネイル初心者の方から
お客様にうまく説明できない…というネイリストの方まで

この記事を読めば、爪に効果的なネイルオイルの使い方をマスターできて、お客様にも丁寧に説明をすることができます! ぜひ最後まで読んでくださいね。

ネイルオイルの役割は?効果を再確認!

ネイルオイルは指先の乾燥を防ぐための爪の美容液のようなもので、キューティクルオイルとも呼ばれています。
爪周りに塗ることでオイルが甘皮や爪の生え際(爪母=マトリクス)、爪の裏側の皮膚(ハイポニキウム)へ浸透し乾燥を防ぐ効果があります。


特に最近は手指のアルコール消毒をする機会が増え、指先が乾燥しやすくなっていませんか?
爪周りの皮膚が固くなり、ひどい時にはパックリ割れて痛い なんていうことも!
ネイルサロンに来られるお客様も、コロナ前より指先の乾燥がひどくなったという方もチラホラ・・・


そんな指先の乾燥によるトラブルをネイルオイルで防ぐことができるのです。
ネイルオイルを正しく理解して、お客様の指先を守りましょう!

乾燥による爪先のトラブルに効果的!

・ささくれ
・ひび割れ
・二枚爪
・爪のかけ、割れ

これらのトラブルの原因のほとんどは乾燥によるものです。
ネイルオイルをこまめに塗ることで 爪や爪周りの皮膚の乾燥を防ぐことができ、しなやかな指先へと導くことができます。

ネイルオイルの成分は?

ネイルオイルの成分は主に植物性オイルです。

  • ホホバオイル
  • アーモンドオイル
  • グレープシードオイル
  • アボカドオイル      など

これらのオイルは栄養価が高く、爪の成長に欠かせないビタミンAやEなどが豊富に含まれています。

また植物性オイルとは別に 爪にとっての美容成分(植物エキスなど)がプラスされているものもあります。
ネイルオイルはまさに爪の美容液ですね!

さらに香りをつけているものやドライフラワー入りのものなど、見た目もかわいいネイルオイルがたくさんあり 手軽に購入することができます。
しかし中には鉱物油を使ったものや人工香料で香りのきついもの、着色しているものもあるので 購入の際には成分を確かめるなどして、なるべく天然成分のものやオーガニックのものを選んだ方がいいでしょう。

ネイルオイルの効果的な塗り方は?

  1. 爪の生え際にネイルオイルを浸透させるイメージで1滴たらします
    (ジェルネイルをしている場合は甘皮とジェルネイルの境目にたらします)
  2. 甘皮周りにくるくるっと伸ばし広げます
    爪裏の皮膚(ハイポニキウム)にも浸透させます
  3. ささくれや固くなった皮膚にもやさしく擦り込むようになじませます
  4. 指先を上下と左右で挟むように指圧して血行を促します

ネイルオイルは乾燥を防ぐだけでなく
爪の生え際の奥にある 爪がつくられている部分(爪母=マトリクス)にオイルの美容成分が浸透することで、これから生えてくる爪に栄養を与え 健やかな爪へと導く効果もあります。

いつ塗るの?最適なタイミングは?

  • 手を洗った後
  • お風呂上り
  • お出かけ前
  • 寝る前     など

ネイルオイルは一日に何度でも塗っていただいて構いません。
水を触った後や乾燥が気になったときなど、こまめに塗っていただくと効果的です。

特に寝る前はオイルが長時間洗い流されないのでおすすめです。
お気に入りの香りのネイルオイルで リラックスしながらベットに入るのもいいですね。

またジェルネイルをオフした後は特に乾燥しやすくなっていますので、ネイルオイルは必須アイテムです!頻繁に塗って保湿してあげましょう。

ネイルセラムやハンドクリームは ネイルオイルとどう違うの? 使う順番は?

ネイルオイル、ネイルセラム、ハンドクリーム。
どれも手や指先に塗るものですが、それぞれ役割が違います。
効果的な使い方を知って、お客様に合ったハンドケアを提案できるようにしましょう!

ネイルオイル


爪周りの皮膚の保湿がメイン。
ネイルオイルといえば保湿です!
爪の生え際(爪母=マトリクス)に栄養成分が浸透することで、これから生えてくる爪を健康にする効果もあります。

ネイルセラム

爪の補修や育成がメイン。
水溶性の液体で爪表面に塗り浸透させます
ダメージを受けて割れやすく、欠けやすくなってしまった爪表面を補修してくれます。
ネイルオイルはこれから生えてくる爪に栄養を届けるのに対して、ネイルセラムは今生えている爪に栄養を届け補修する効果があります。

ハンドクリーム

手や指先の保湿に使います。
皮膚の上にバリアを作って肌を守ります
オイルよりも長時間の保護効果が期待できます。

 

爪周りの乾燥   → ネイルオイルで保湿

爪表面のダメージ → ネイルセラムで補修

手肌の保護    → ハンドクリーム  

このように使い分けるといいですね!

使う順番は?

ネイルオイル、ネイルセラム、ハンドクリーム。
もちろん単体で使用してもそれぞれの効果がありますが、同時に使うこともできます。
しかしその時には使う順番に気を付けてください!

ネイルセラム
    ↓ 
②ネイルオイル
    ↓ 
③ハンドクリーム

この順で使うと効果的です。


ネイルセラムは水溶性なので、ネイルオイルより先に使います。
ネイルオイルを先に塗ってしまうと、水溶性のネイルセラムはオイルの膜で浸透しにくくなってしまいます。
ハンドクリームは表面に膜を作るイメージですので、一番最後の仕上げとして使用するといいでしょう。


いかがでしたか?

ネイルオイルの成分や使い方を正しく理解して、ぜひハンドケアに生かしてくださいね!

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